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ドラッケンミラー氏が最大の「F」爆弾を投下

ドラッケンミラー氏が最大の「F」爆弾を投下

2024年5月8日ゼロヘッジは『ドラッケンミラー氏が最大の「F」爆弾を投下』を報じている。

『2024 年以降の状況を見据えて、ドラッケンミラー氏は次のように述べています。

「バイデン氏の場合、あらゆる政府支出、イエレン氏がイールドカーブを操作するために使ってきたあらゆるトリック、FRBが金融状況を再燃させているように見えるやり方など、スタグフレーションの方が心配だ。(途中略)」しかし、トランプ大統領についてもあまり良いとは言えず、特にトランプ大統領が公約通りFRBの独立性を妨害し、関税を引き上げた場合、大統領就任下でインフレはさらに高くなる可能性が高いと指摘した。つまり、それはトランプにとっても先制のFだ。(途中略)

ドラッケンミラー氏は、FRBの12月のピボットについても同様に辛辣だった。市場は突然、金利が再び急速に低下すると信じ込まされ、まるで世界が変わっていないかのようにニューノーマルに戻りつつあるのだ。 ウォール街のパブロフの犬たちは、自分の唾液の波に乗り始めた。(途中略)

つまり、私たちが今抱えている状況はスタグフレーションです。次に起こるかもしれないのはインフレです。そして、一部の人が望んでいるタイムマシン政策は妄想にすぎません。』

ドラッケンミラー氏は市場が考えているようなインフレが沈静化して、金利が再び急速に低下する可能性は低く、次に起こるかもしれないのはインフレであり、「スタグフレーション」であると考えているようである。以前から、T-Model理論『米国長期金利の「 40年サイクル」』でも1981年から始まった金利下落局面は終焉したと指摘し、逆に、米国の金利は不景気下の金利高が続くと考えていると述べてきた。ドラッケンミラー氏と同じような見方だが、それは米国の財政赤字拡大で政府債務が加速して過去最高を更新しているからである。市場では今週15日発表の4月の米消費者物価指数に注目しているが、そのような目先の話ではなく、2025年以降のインフレを止めることができなくなるかもしれないということ。市場やFRBがそれに気づいたときは既に手遅れになっているからである。

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