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第321回:TOPIXが心理的節目3000ポイントを超えNT倍率は低迷

第321回:TOPIXが心理的節目3000ポイントを超えNT倍率は低迷
TOPIXが心理的節目の3000ポイント乗せの過去最高値と「NT倍率」
2025年8月8日ロイターは『日経平均は4日続伸、米関税警戒が緩和 TOPIX3000乗せ』を報じている。
『東京株式市場で日経平均は4日続伸し、前営業日比761円33銭高の4万1820円48銭で取引を終えた。相互関税を巡って日米間の誤解が解消したとの受け止めから、過度な警戒感が緩和して株高に弾みがつき、一時4万2000円を回復した。TOPIXは最高値を更新し3000ポイントの大台に乗せた。好決算を手掛かりにした物色も活発で、指数の押し上げに寄与。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測を背景に米国株の先高観が根強いことも相場を支援した。
米相互関税を巡っては、日米の認識の違いが警戒されていたが、大統領令を修正し、さかのぼって払い戻すとの赤沢亮正再生相による説明が朝方に伝わったことで、過度な警戒感が緩和した。先物に断続的な買いが入る中、大型株を中心に上昇に弾みがついて一時974円高の4万2033円に上昇した。
業種別では、自動車など輸送用機器が値上がり率の上位に入った。決算が好感されたソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabが10%超高と急騰したことも、日経平均の上昇に寄与した。アドバンテスト(6857.T), opens new tabとファーストリテイリング(9983.T), opens new tabを加えた3銘柄で指数を500円弱、押し上げた。』
2025/03/31『異なる動きをする日経平均株価とTOPIXを計る指標が「NT倍率(日経平均/TOPIX)」』のT-Modelコラムにおいて、
『この異なる動きをする日経平均株価とTOPIXを計る指標が『NT倍率(日経平均/TOPIX)』だが、21年2月15.5倍で早々ピークを打ち、本日3月31日は13.3倍に急低下している。つまり、2021年以降、日経平均はTOPIXにパフォーマンスが負けている。実は、T-Model理論では、08年以降、この『NT倍率(日経平均/TOPIX)』が日経平均株価に対して、3年程度先行していることを発見した。この考え方が正しければ、2026年2月に向けて株価は急落し、その後、乱高下しながらも、今のところ2028年3月まで下落が続くことを示唆する。果たして、このT-Model理論は今後も先行きを予測することができるのか?』と指摘した。
TOPIXが心理的節目の3000ポイントを超え、過去最高を更新したことで注目された『NT倍率(日経平均/TOPIX)』は先週8月8日週13.83倍と依然低迷している。T-Model理論通りならば、『NT倍率(日経平均/TOPIX)』が2021年2月15.5倍で史上最高を付けたということは、3年後の2024年に株価がピークを打つことを示唆し、それが今から考えると昨年7月に起きた「令和のブラックマンデー」だったのかもしれない。だが、足元は昨年付けた史上最高値を再び更新して、同指数と乖離した動きをしている。
実は、『NT倍率(日経平均/TOPIX)』を遡ると、日経平均が史上最高値を付けた1990年に13.8倍でピークを打ち、バブル崩壊とともに同指数も下落、2005年9.8倍の史上最安値を記録して、その史上最安値を付けた3年後の08年に「リーマンショック」が起きている。T-Model理論『3年程度先行させた『NT倍率(日経平均/TOPIX)』と日経平均株価の連動性からすると偶然ではなく、何かが起きるタイミングであることを『3年程度先行させた『NT倍率(日経平均/TOPIX)』は示唆していたことになる。理由はともかく、同指数を無視したかたちで続ける現在の株高はいつまで続けられるのか。



