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NY金が初の2100ドル台に上昇し、史上最高値を更新


NY金が初の2100ドル台に上昇し、史上最高値を更新

2023年11月30日日経新聞に『NY金6カ月半ぶり高値~国内にも波及、米利下げ観測で』が報道されている。

『金(ゴールド)の国際価格が6カ月半ぶりの高値をつけた。米連邦準備理事会(FRB)高官が利下げに言及したことを手掛かりに、市場では早期の利下げ観測が広がった。米長期金利の低下で、金利の付かない金の投資妙味が高まった。海外高は国内にも波及し、小売価格が最高値を更新した。指標となるニューヨーク先物(中心限月)は28日、一時1トロイオンス2044.1ドルと前日終値比31.7ドル(1.6%)高い水準まで上昇した。足元では限月交代があり、2060ドル前後で推移する。2020年8月に付けた最高値(2089.2ドル)に再び迫っている。

買い材料視されたのが、FRBの高官発言だ。ウォラーFRB理事は28日の講演で、インフレの鈍化傾向に確信ができた時には「利下げを始められる」との見方を示した。これまで金融引き締めに積極的なタカ派とみられていた理事の発言だけに、市場では利下げが前倒しになるとの見方が広がった。米長期金利の指標となる10年物国債利回りは、2ヵ月ぶりの水準まで下がった。主要通貨に対するドルの強さを示す「ドル指数」も3か月振りの安値をつけ、ドルの代替資産とされる金に買いが広がった。(途中略)』

金(ゴールド)の国際価格は週明け日本時間4日朝に一時1トロイオンス2152ドルまで上昇し、連日で史上最高値を更新、初めて1トロイオンス(約31.1グラム)2100ドルを突破した。

市場では『米連邦準備理事会(FRB)が24年にも利下げに転じるとの見方が金融市場に広がり、金利がつかない金の買いが優勢となっている。』などの意見も散見されるが、金と米長期金利の「逆相関」の関係は2021年頃からすでに崩れており、米長期金利が5%近くまで上昇するなか金価格は史上最高値圏まで上昇している。今回の金価格の上昇は「金利が下がる」からではなく、「ドルの代替資産」として金にマネーが向かっているだけなのである。つまり、世界は「ドル離れ」なのである。

従って、「ドル基軸通貨」を維持できているかは金価格だけでなく、ドルインデックスのバランスが重要で、新たにT-Model指標「ドルインデックス/金価格」をご紹介する。同指標は23年11月27日週5.0倍と、2011年8月29日週4.0倍の最安値に迫っている。実は、現在の水準はこの最安値からのボトムラインを下抜けそうなギリギリのところに位置しており、現在の金価格が史上最高値を更新し続けると、このボトムラインを下抜けてしまい、2020年8月3日週4.6倍や最安値の011年8月29日週4.0倍をに向かい、「ドル基軸通貨」が終焉する可能性を示唆する。

このように「ドル基軸通貨」の終焉を阻止するために起きている可能性があるのが、「戦争」「地震」などである。過去、ブレトンウッズ体制が揺らいだ時には中東戦争が起き、基軸通貨(覇権)が変わる時には世界大戦が起きたり、地震などの自然災害も起きているからである。

直近では、10月7日、日本時間の10月7日(土)17時34分頃、震源地ニューギニア付近(パプアニューギニア、ニューギニア東部)でマグニチュード7.0の地震、同日10月7日、アフガニスタン西部のヘラート州でマグニチュード6.3の地震が発生し、アフガニスタン政府の発表によると、10月9日までに、死者2,445人、負傷者9,240人、損壊家屋2,000棟の大きな被害が生じている。また、2023年11月11日には、15:26頃エチオピアM4.8、11月11日15:41頃インドネシアM 5.7 10.0km、17:25頃チリM 4.5 123.655km、20:28頃インドネシアM 4.6 523.894km、21:35頃バヌアツM 5.5 10.0km、22:18頃フィジーM 4.5 591.825km、と11月11日に次々と連鎖地震が起きたのも不自然。

さらに、日本時間の11月17日(金)17時14分頃、震源地フィリピン付近(フィリピン諸島、ミンダナオ)でマグニチュード7.2と推定される地震が起き、12月2日にはフィリピンミンダナオ島沖合でM7.6の地震が再び起きている。一連の地震と関係あるかは分からないが、フィリピンに近いインドネシア・スマトラ島にあるマラピ火山が12月3日に大規模な噴火が発生している。

今年は2月6日4時17分(日本時間10時17分)にトルコ南東部を震央として発生した地震(M7.7 – 7.8)が発生し、トルコとシリアを中心に甚大な被害を及ぼす「トルコ・シリア大地震」が起き、両国の死者数は計56000人以上と、73000人が死亡した2005年パキスタン地震に次いで、21世紀以降、6番目に死者の多い自然災害となっている。12月11日は関東大震災から100年を迎えることから11日前後を含め注意が必要な時間帯に入っている。

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