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「甲辰(きのえ・たつ)」の2024年


「甲辰(きのえ・たつ)」の2024年

皆様、改めまして今年も一年よろしくお願いいたします。喪中のため新年のご挨拶は控えさせていただきます。
毎年恒例の「干支」で今年気を付けることをお伝えできればと思います。

『2024年の「干支(えと)」は?』と問われると、現代では多くの人々が『辰年(たつ年)』と答えます。しかし、毎年お伝えしていますように、これでは正しくはありません。正しい「干支(えと)」は、「十干((甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)」1番目の「甲((きのえ・こう)」と「十二支(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)」5番目の「辰(たつ・しん)」の組み合わせである「六十干支」41番目の「甲辰(きのえ・たつ)」。「十干」とは太陽の運行を基準にして日の出から日の入りまでを10等分し、そこに生命の生から死までを投影して表現する一方、「十二支」とは月の満ち欠けを基準にして同じ様に生命の循環を投影したもの。この太陽と月という2つの異なる成長サイクルを組み合わせて、万物の生命の理を表現しようとしたのが「干支(えと)」ということになります。

まず、「十二支」の「辰(たつ)」という文字ですが「蜃(はまぐり)」が原字で、「振」から「ふるう、ふるえる、ゆれ動く、ととのう」を意味し、「陽気が動いて万物が振動し、草木もよく成長して形がととのった状態」を表すと解釈されています。また、「辰」は「震」で「震動」「地震」から思いがけない変動や災禍(地震など)を生ずることも意味します。2024年1月1日に震度7強の「能登半島地震」が起きたことはそれを示すと同時に、今年は大きな「地震」には注意が必要ということを暗示しているのでしょう。「辰」年の主な出来事は、1976年7月ロッキード事件で田中角栄前首相逮捕、9月中国の毛沢東主席死去、2000年5月小渕恵三前首相死去、7月三宅島噴火、8月日銀のゼロ金利解除を決定、そごう、千代田生命などが破綻、2012年9月FRBがQE3決定、11月衆議院解散で自民党に政権交代⇒12月アベノミクススタート、など国のトップ辞任や金融不安(証券不況や生命保険の破綻)などが起きていますが、今年は7月に20年ぶりに新デザインの紙幣発行でどのように世の中に影響を与えるかが注目されます。ただ、2月の旧正月までは2023年の「卯(う)」年の「隠れていたものが露わになる」の影響も残っていることから、昨年末から始まった自民党「清和会(安倍派)」のパーティー裏金事件や大物芸人のスキャンダルなど「真実」が表に出てきています。尚、株式市場では「辰」年の相場格言は「辰巳天井」と云われ、「辰」年の日経平均株価は1950(昭和25)年以降、平均騰落率は+28%と十二支中1位、過去6回の勝敗も4勝2敗と勝ち越しですが、平均騰落率は戦後直後の1952年+118%の影響が大きく、それを除く過去5回の平均騰落率は+9.7%と十二支中6位の平均並みにとどまります。

この「十二支」の「支」は「枝」に通ずることから、あくまでも外見的な「現象」を意味します。逆に、「十干(じっかん)」の「干」は「幹」で内面的な「本質」を表していることから、西暦下一桁と一致して10年サイクルを司る「十干」は特に重要と言えます。今年のように西暦下1ケタに「4」の付く年は「甲(きのえ)」で、亀の甲羅を形取った象形文字のような硬い殻に覆われた種を意味するため「十干」では1番目の年に充てられています。地中にある種子が地面という殻を破り、発芽しようという成長の始まりのイメージから「旧体制が破れて革新の動きが始まる」年であるとも言えます。「甲」年の印象的な出来事は、1974年8月のウォーターゲート事件でニクソン大統領辞任、12月田中金脈問題発覚で内閣総辞職、2014年3月ロシアがウクライナ南端のクリミア半島に軍事介入、7月集団的自衛権の行使容認を閣議決定、など国のトップ辞任や政局不安の他、軍事に関連する動きも見られるため、政府の「憲法改正発議と緊急事態条項の成立」、特に、欧米の「緊急事態条項」とは異なる「緊急事態条項の成立」の動きには注視する必要です。尚、1950年以降、西暦末尾「4」の付く「甲(きのえ)」の平均騰落率は+3.8%で十干中8番目、勝率も4勝3敗とほぼ互角であまりパフォーマンスは良くない年。また、以前から指摘してきたように、西暦下1ケタに「0」の付く「庚(かのえ)」は「更」、「1」の付く「辛(かのと)」は「新」に通ずることから「更・新」で、日経平均でいうと、2000年の「ITバブル崩壊」では2000年5月高値20833円→2003年5月安値7603円(-63%)、90年「内需バブル崩壊」では90年1月高値38915円→92年9月安値14194円(-63%)とバブル崩壊が起きています。ただ、今回は本来起こるべきバブル崩壊となる「庚(かのえ)」と「辛(かのと)」の2020年+16%、2021年+4.9%と、逆に、「コロナバブル」が形成されたことで歴史通りには相場は動いていない点は今年の相場を考える上でも注意が必要かと思われます。

このように「ものごとの始まり」の「甲(きのえ)」と「変革(転機)」「激動」を示す「辰(たつ・しん)」の特徴を併せもつ「甲辰(きのえ・たつ)」の2024年は一言で表すと「破壊と再生」の年。種子が地中から地上へ顔を出すには大きな力が必要で、新たな世界を創出するためにも「破壊」がピークに達し、「殻を破る年」「時代が大きく動く年」となりそうです。参考までに、60年前の「甲辰(きのえ・たつ)」である1964年(昭和39年)は10月に東海道新幹線の東京新大阪間開業、アジア初開催の東京オリンピックと敗戦国日本が名実ともに世界に復興を印象付けた年であり、さらにその前の1904年には日ロ戦争で勝利して歴史的快挙を遂げています。また、日本の百貨店文化を作ってきた三越百貨店の前身である三越呉服店が江戸時代の越後屋から令和のいまもなお続く三越百貨店に生まれ変わったのも「甲辰」です。新たな成功を目指して、何かにチャレンジするのに最適な年です。2024年が始まった途端、1月 1日に震度7強の能登半島地震、 2日に羽田空港滑走路でのJAL機爆発事故 、3日に北九州大規模火災&秋葉原駅殺傷事件と通常では起きにくい日本全体を暗くするような大事件が続いています。特に、能登半島地震は令和6年1月1日=「6.11」と、東日本大震災の2011年3月11日=「3.11」を想起させる日付からも分かる通り、P波(小さな揺れ)のない不自然な地震との専門家の指摘で、『ドル基軸通貨の地位が揺らぐと「戦争」や「自然災害」などが起きやすい』ことを年初から証明しています。当面はこの「ドルインデックス」を巡る攻防が更なる大きな「自然災害」を起こすだけでなく、「戦争」にまで発展させる引き金として注意しておかなければなりません。その一方で、2024年1月1日にサウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、イラン、エチオピアの5か国が正式にBRICSのメンバーに加盟したことで、脱「ペトロダラー(Petrodollar)」体制の新しい「世界通貨革命」の流れは始まっており、まさに「破壊と再生」を象徴する年末年始となっています。

私はここ数年変わらぬテーマですが、毎日、「リズム・タイミング・バランス」で「バイタリティ」を持って物事に取り組み、毎年のテーマでもある「何事もゆっくり丁寧に!」で時代の変化を楽しみたいと思っております。

今年もいろいろとお世話になるかと思いますがご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

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